ルネス工法について
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逆梁工法について

逆梁工法

マンションやアパートなど一般的な建物の施工方法の場合、建物の柱を支える梁はついているか、天井に埋められています。
それに対して、梁を下に設置して床板を載せた施工法が逆梁工法です。
逆梁工法では、梁が建物の裏に隠れたことにより、床上や天井をすっきり見せる効果があります。サッシも天井近くまで設置可能で、天井近くまで設置した場合は採光量が従来より大幅に増え、開放感を与えます。
梁を床下に設置したため部屋の仕切りも自由に動かせるので、リノベーションやリフォームが容易になりました。逆梁工法により、段差のないバリアフリー住宅の施工も、従来の建築物より予算が抑えられます。
梁が通っていない床下部分は、収納スペースとして活用可能です。
※在来工法から逆梁工法の施工作業は不可。 
逆梁工法

配管の寿命は平均して約10〜20年と言われています。修繕工事はかなり大掛かりで、場合によっては配管が設置されている壁を壊して修繕しなければなりません。
しかし逆梁工法では、配管を床下に設置したため、工事の手間が大幅に削減されました。

これは、『器』であるマンションの構造体(スケルトン)と、『中身』として扱われる個々の住宅(インフィル)がそれぞれ分離しているためです。別々の修繕工事が可能になり、配管などが収納しているインフィル部分のリフォームが容易になります。リフォームが容易になることで、平均10〜20年しかもたないインフィル部分に定期的なリフォームを施して建物の寿命を長く持たせられます。
このため、逆梁工法を用いた建物は『100年住宅』と呼ばれています。


逆梁工法の問題点

逆梁工法の問題点

梁を天井ではなく床下に設置し、床を多くの「束」で支える構造

さまざまなメリットを持つ逆梁工法ですが、デメリットも存在します。

  1. 床を支えるために多くの束が必要
  2. 束を使用するため、若干コストが高い
  3. 束があるため床下空間を活用できない
  4. 床下に配置した束が邪魔をして、広い床下空間を完全に活かすことができない

逆梁工法の利点を活かし、問題点を解消したルネス工法

逆梁工法の利点を活かし、問題点を解消したルネス工法

まず、ルネス工法なら束が不要です。束なしを可能にしたのがルネス独自のビーム鋼。自動車の車台に使われている『強力特殊軽量鉄骨』を応用しました。


束が無いので、その分の工事費もかかりません。また、床下収納も広く活用できます。
ルネス工法では、この広い収納スペースにバラエティ豊かな収納アイテムを提供しています。

また、接合部にゴムを使用しているため、音が階下に響くのを防ぎます。